職歴ボロボロでも仕事は見つかるか|転職7回以上の51歳が現在の答えを書く
「職歴 ボロボロ 仕事」と検索したことがある人へ。転職7回以上・無職期間あり・51歳の私が、「仕事は見つかるのか」という一点に当事者として現在の答えを書きます。探す場所と入り口を変えた実例です。
「職歴がボロボロでも、仕事は見つかるのか」。
この記事は、その一点にだけ答えます。先に答えを書いておくと、見つかります。ただし私の場合、探し方と探す場所を変える必要がありました。きれいごとに聞こえないように、根拠をひとつずつ書いていきます。
名乗っておくと、私は転職7回以上、無職の期間もあった51歳です。営業、自営、パチプロ、プー太郎、漫画喫茶、ホテルときて、いまは浄化槽の管理という現場仕事を10年あまり続けています。エージェントに登録するような正式な転職活動の経験はほぼありません。だから、面接を勝ち抜くテクニックはここには書けない。書けるのは、職歴ボロボロの人間が実際にどう働き口を得て、その後どうなったかという事実だけです。
もしあなたがいま、深夜にスマホでこのページを開いているなら、ひとつだけ先に。「職歴 ボロボロ」で検索する側の気持ちなら、人並み以上に分かるつもりです。10年ちょっと前、その検索をしていたのは私だったので。
結論:職歴ボロボロでも仕事は見つかる。根拠は3つ
見つかる、と言い切る根拠を先に並べます。
1つ目。私自身が見つかったからです。転職7回以上、職種に一貫性なし、無職の期間あり。書類の上では完全に「続かない人」だった私が、40代になる頃に現場仕事に入り、いまも働いています。たった1人の実例ですが、ゼロではない。深夜の検索で一番欲しかったのはこの「ゼロではない」だったと思うので、最初に置いておきます。
2つ目。働く側になって10年あまり経って、見られているものが職歴ではなかったと分かったからです。世の中には、職歴の行数より「これから続けてくれるか」を見る仕事が確かにあります。中身は後半で書きます。
3つ目。仕事の入り口は、求人サイトだけではなかったからです。私の入り口は親の紹介でした。カッコよくはありません。でも、入り口の格好とその後の10年は、別の話でした。
ここから、この3つの中身を開いていきます。
私の職歴がどれくらいボロボロか、先に開示しておく
「見つかる」と言っている人間の職歴が大したことなかったら、説得力がありません。なので先に出します。
営業(今振り返ると、かなりグレーな商売でした)、自分で立ち上げた会社、パチプロ、プー太郎と呼ばれる無職の期間、漫画喫茶のバイト、ホテル勤務。そして現在の浄化槽の現場仕事。ここまでに一貫した説明は、どうやっても作れません。履歴書にすると、職歴欄に並ぶのは長続きしなかった仕事ばかりで、ところどころに空白も挟まる。志望動機を考える時間より、職歴欄の言い訳を考える時間の方が長い。そういう代物でした。
パチプロについては毎回断っているのですが、経歴の事実として書いているだけで、すすめる気は一切ありません。
この職歴の詳しい年表と、仕事が見つかった後にどう立て直したかの全体の順番は、ロードマップ記事に全部書きました。この記事ではここまでにして、「で、本当に見つかるのか」の方へ進みます。
職歴ボロボロのまま詰む探し方、仕事が見つかる探し方
過去の自分を振り返って思う、「詰む探し方」が2つあります。
学歴で届かない求人は諦めて、ブラックな会社に逃げ込む
私が若かった頃は、求人誌をめくれば給与の高い求人がゴロゴロありました。で、実際に飛び込む。すると中身は、超がつくブラックな会社。高い給料には、人が居つかないなりの理由がちゃんとあったわけです。
じゃあ本当に条件の良い会社はどうかというと、あちらは学歴の時点で手が届きません。私は高卒で、資格もなし。履歴書に書ける中身が浅いのが、自分でもすごく嫌でした。良い求人には入り口で締め出され、残っている選択肢は肉体労働か、汚れ仕事か、ブラックな会社か。低学歴の人間には、実質それしかない世界でした。
それで当時の私がどうしたか。諦めて、ブラックな会社へ「逃げて」いきました。一度ではありません。入っては消耗し、辞めては、また似たような場所へ逃げ込む。この繰り返しで、職歴の行数だけが増えていった。私にエージェント経由のような正式な転職活動の経験がほぼないのは、つまりそういうことです。落とされる前に、入れる場所へ飛び込み続けていたので。
断っておくと、ここで言うブラックな会社は特定のどこかを指していません。当時の私が渡り歩いた環境を、まとめてそう呼んでいるだけです。そして振り返って本当に詰んでいたと思うのは、ブラックに入ったことそのものより、「どうせ学歴で無理だ」と諦めて逃げ込むのが癖になっていたことでした。逃げ込んだ先で職歴は傷を増やし、傷が増えるほど、また同じような場所にしか入れなくなる。このループを、私は20代30代でやりました。
「誰でも入れて、すぐ金になる」に流れる
焦っている時ほど、職歴を問わず誰でも入れて、すぐ金になる話が魅力的に見えます。私がグレーな営業やパチプロに流れたのも、根っこはこれでした。ただ、誰でも入れる場所には、誰でも入れるだけの理由があります。稼げていた時期の記憶より、職歴に残った傷と消えた時間の方が、いま振り返るとずっと重い。
では、見つかる側の探し方は何が違うのか。私の場合は3つでした。**探す場所を変える。入り口の格好を気にしない。選ぶ基準を変える。**ここから先は、この3つの話です。
職歴より「これから10年できるか」で見られる仕事がある
まず、探す場所の話から。
50代の転職に年齢の壁があるのは事実だと思います。応募経験の乏しい私に、それを否定する資格はありません。ただ、現場で10年あまり働いてみて分かったのは、壁の厚さは場所によってまるで違うということです。
正直に書くと、現場の世界でも職歴を聞かれることは結構あります。「前は何してたの?」と。前の仕事がしっかりしていない私には、毎回気まずい質問です。ただ、10年働いて分かったのは、その気まずさと評価は別物だということでした。評価で見られているのは、もっと身も蓋もないもの。今日の仕事をちゃんとやるか。明日も来るか。体は持つか。その3つです。履歴書の空白期間をどう説明するかばかり気にしていた身としては、拍子抜けするくらいで。
51歳の私が、いまも現役で体を動かして働けている。これも実例として置いておきます。
断っておくと、現場仕事を楽園のように言うつもりはありません。きつさは確かにあります。その中身は現役の目線で別の記事に書く予定なので、ここでは美化も脅しもしません。言いたいのは一点だけで、職歴がボロボロでも立てる土俵がある、ということです。
次に、入り口の話。私の入り口は親の紹介、いわゆるコネ入社でした。当時は正直、恥だと思っていました。いい歳をして、自力で仕事も見つけられないのかと。でも10年経ったいま思うのは、入り口の格好を気にして動けずにいた時間の方が、よほど高くついたということです。紹介、縁故、ハローワーク、知人の口利き。求人サイトの外側にも入り口はあって、職歴ボロボロの人間にはむしろ、人づての入り口の方が「行数の外側」を見てもらいやすい面がありました。
もちろん、現場系ならどこでもいいという話ではありません。体力の要求も、年齢の通りやすさも、職種でまるで違います。
50代未経験で現場系に行くならどの職種か、浄化槽10年の経験者目線で比較する記事をいま準備しています。公開したら、ここに置きます。
50代が選ぶ基準を下げるとき、守らないといけない一線
最後に、選ぶ基準の話です。
職歴に自信がないと、「選り好みできる立場じゃない」と、基準を全部下げたくなります。これは半分正しくて、半分危ない。下げていい基準と、下げてはいけない一線を分けておきます。
下げていいのは、見栄えに関わる基準です。職種への憧れ、肩書、世間体、入り口のカッコよさ。この辺りはいくら下げても、10年後に後悔しません。少なくとも私はしていません。
では、下げてはいけない一線はどこに引くか。
体です。体力的に続かない仕事は、入れたとしても土台になりません。50代の仕事選びは、今の体ではなく10年後の体で考える必要があります。私自身、体力の衰えは現在進行形で感じているところで、このリアルは別の記事で書くつもりです。
体と並んで譲れないのが、まっとうさです。さっき書いた「誰でも入れて、すぐ金になる」の多くは、この一線の外側にあります。グレーな仕事は、職歴の傷を深くするだけでした。これは経験者として断言しておきます。どれだけ追い込まれていても、ここだけは下げてはいけない基準です。
私には妻と中学2年の息子がいます。基準を下げる場面で最後に確かめるのは、結局「この条件で体と生活が守れるか」でした。それさえ守れるなら、入り口も見栄えも、どうにでもなります。
まとめ:職歴ボロボロでも仕事は見つかる。まだ終わっていない
振り返ります。
- 職歴ボロボロでも仕事は見つかる。転職7回以上・無職期間あり・51歳の私が実例
- 詰む探し方は2つ。学歴で届かない求人を諦めてブラックな会社に逃げ込み続けること、「誰でも入れて即金」に流れること
- 探す場所を変える。職歴の行数より「これから続くか」を見る仕事がある
- 入り口の格好は気にしない。紹介でも縁故でもハローワークでもいい
- 基準は下げていい。ただし、体とまっとうさの一線だけは守る
見つかった後にどう立て直していくか。その全体の順番は人生立て直しロードマップに1本でまとめています。「見つかるのか」の不安が少しでも軽くなったら、次はそちらをどうぞ。
この記事から何か1つだけ持ち帰るなら、これにしてください。**仕事の入り口は、求人サイトの中だけではない。**今夜、誰かに声をかける必要はありません。「そういう入り口もある」と知っているだけで、明日からの探し方は少し変わるはずです。
最後に。「職歴 ボロボロ」と検索する夜は、自分だけが世の中から外れてしまったような気がするものです。でも、同じ言葉で検索した人間がここに1人いて、51歳のいま、ちゃんと働けています。あなたは、まだ終わっていません。
※本記事は私個人の体験の記録です。転職・応募の結果を保証するものではありません。
駆(かける)(51歳・現場仕事10年目)
転職7回以上・現場仕事10年目の51歳。「転職のプロ」ではなく、職歴ボロボロを実際に生きてきた当事者として、過去の自分に向けて書いています。
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