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職歴の悩み

コネ入社は恥ずかしい?親の紹介で入った50代が10年続けて思うこと

「コネ入社 恥ずかしい」と検索した人へ。40代で親の紹介で現場仕事に入った51歳が、当時の後ろめたさと、10年続けた今だから言える本音を正直に書きます。入り口がカッコ悪くても、続けばそれが土台になるという実体験です。

コネ入社は恥ずかしい?親の紹介で入った50代が10年続けて思うこと

「親の紹介で入ったんです」。この一言が、長いあいだ、少し言いづらいものでした。

世間でいうコネ入社です。求人に応募して、面接で勝ち取ったわけじゃない。いい歳をして、親に仕事を世話してもらった——そう思うと、当時の私は正直、後ろめたかった。

この記事は、その後ろめたさを抱えたまま現場仕事に入り、気づけば10年あまり続けてきた51歳の本音です。コネ入社を恥ずかしいと感じている人に、「入り口より、その後のほうがずっと長いですよ」と伝えたくて書きました。

なぜ私は、コネ入社を恥ずかしいと感じていたのか

求人広告の前で少しうつむき気味に立つ中年男性の後ろ姿

理由ははっきりしていました。自力で勝ち取った仕事じゃない、という引け目です。

エージェントに登録して、書類を出して、面接を通って——そういう「ちゃんとした入り方」を、私はしていない。40代にもなって、親に頭を下げて仕事を回してもらった。

世の中の人がまっとうに転職して職を得ているように見えて、自分だけ抜け道を通ったような、そんな気持ちがずっとありました。「どうやって今の仕事に?」と聞かれるたびに、言葉に詰まる。

ちなみに私は、そもそもまともな転職活動の経験自体がほとんどありません。その情けない話は転職回数が多い50代、面接で職歴をどう伝えたかに正直に書きました。コネ入社の引け目は、その延長線上にあるものでした。

でも、その「カッコ悪い入り口」の仕事が、10年続いた

朝、作業着姿で道具を手に同じ職場へ向かって歩いていく後ろ姿

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。

自力で勝ち取ったはずの過去の転職は続かず、コネで入った仕事が続いた。これが、私の身に実際に起きたことでした。

転職を7回以上くり返し、無職の期間もあった私の人生で、10年を超えて続いた仕事は、後にも先にもこのコネ入社の現場仕事だけです。立派な入り方をした仕事ほど、あっさり辞めてきました。

つまり、入り口の立派さと、続くかどうかは、まったく別物だったということです。

皮肉だけど、本当の話

「自力で勝ち取った」という入り口のプライドは、続けるうえで一度も役に立ちませんでした。逆に、後ろめたさを抱えて入った仕事のほうが、「ここを失うわけにいかない」という気持ちで丁寧に続けられた。恥ずかしい入り口が、結果として踏ん張る理由になっていたのかもしれません。

コネ入社の「後ろめたさ」と、職場での「評価」は別だった

現場で先輩から作業を教わる二人の手元

入る前は、こう身構えていました。「コネで入った奴」と下に見られるんじゃないか、と。

でも、実際は違いました。職場で見られていたのは、入り方ではなく、今日きちんと仕事をするかどうかでした。

半年もすれば、誰がどういう経緯で入ったかなんて、現場の誰も気にしていません。気にしていたのは、最初の数ヶ月、私自身だけだった。後ろめたさは、ほとんど自分の中だけの問題だったのだと、今になって分かります。

過去の行数や入り方より、「これから続けてくれるか」を見られていた——という話は人生立て直しロードマップにも書きましたが、コネ入社でもそれは同じでした。

後ろめたさを消すために、私が自分に課したこと

コネ入社で自分に課した3つ 後ろめたさを責任感に変えた3つ 1 紹介者の顔を潰さない 自分のためより、 これが踏ん張りどころ 2 言い訳にしない 「コネだから」の甘えは 周りにすぐ見抜かれる 3 続けることで返す 恩は、辞めずに働き 続けることでしか返せない
入り方ではなく、続けることで返す。これが後ろめたさを責任感に変えた

とはいえ、後ろめたさをただ抱えていたわけではありません。ひとつだけ、自分に強く課したことがあります。

紹介してくれた人の顔を、絶対に潰さない。

コネで入った以上、私がいい加減にやれば、紹介してくれた親にまで迷惑がかかる。その一点だけは、何があっても守ろうと決めていました。

コネ入社で私が自分に課した3つ

  • 紹介してくれた人の顔を潰さない:自分のためより、これがいちばんの踏ん張りどころになった
  • 「コネだから」を言い訳にしない:甘えが透けると、周りはすぐ見抜く
  • 入り方ではなく、続けることで返す:恩は、辞めずに働き続けることでしか返せなかった

結果として、この3つが「後ろめたさ」を「責任感」に変えてくれた気がします。盛らず、ごまかさず、正直に働く。このブログで一貫してお伝えしている姿勢の話は、経歴を盛る人が、いつか苦しくなる理由にも書きました。

同じ後ろめたさを抱える、あなたへ

もしあなたが今、コネ入社や縁故で入ったことに引け目を感じているなら、これだけは伝えたい。

立て直しの入り口は、カッコよくなくていい。

紹介でも、縁故でも、たまたまでも、入り口は何でもいいんです。大事なのはその先で、続けられるかどうか。入り口が何であれ、続いた仕事が、結果としてあなたの土台になります。

私がそうでした。いちばんカッコ悪い入り方をした仕事が、いちばん長く私を支えてくれている。

立て直しの全体の順番は人生立て直しロードマップに、そもそも「続く仕事」をどう選ぶかは50代で仕事が続かない原因と、続けやすい仕事の選び方にまとめています。

逆に、「そもそも紹介してくれるツテがない」という人もいるはずです。それでいいんです。入り口は何でもいいのだから、ツテがなければ求人サイトから入ればいい。未経験・年齢不問の現場系なら、入り方より「これから続けてくれるか」を見てくれます。

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まとめ:入り口の恥ずかしさより、続けた時間が物を言う

最後に振り返ります。

この記事のまとめ

  • 私は親の紹介で現場仕事に入った。当時は「自力じゃない」と後ろめたかった
  • でも、自力で入った仕事は続かず、コネで入った仕事が10年続いた
  • 入り口の立派さと、続くかどうかは別物だった
  • 職場で見られていたのは入り方ではなく、今日きちんと働くかどうか
  • 「紹介者の顔を潰さない」と決めたことが、後ろめたさを責任感に変えた

コネ入社が恥ずかしいかどうかは、入った時点では決まりません。その後どれだけ続けたかで、後から意味が変わっていきます。

私の職歴や経緯をもっと詳しく知りたい方は、プロフィールに全部書いています。あなたのペースで、また読みに来てください。

※本記事は私個人の体験の記録です。働き方や結果を保証するものではありません。

この記事を書いた人

駆(かける)51歳・現場仕事10年目

転職7回以上・現場仕事10年目の51歳。「転職のプロ」ではなく、職歴ボロボロを実際に生きてきた当事者として、過去の自分に向けて書いています。

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