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職歴の悩み

50代の無職期間・ブランクは履歴書にどう書いた?転職7回以上の私の実例

「50代 ブランク 履歴書 書き方」で迷っている人へ。転職7回以上・無職期間ありの51歳が、空白期間を嘘で埋めずに履歴書へどう書き、面接や職場で聞かれた時にどう答えたかも正直に書きます。模範解答ではなく、引け目を抱えた本人の落としどころです。

50代の無職期間・ブランクは履歴書にどう書いた?転職7回以上の私の実例

深夜に「無職期間 履歴書 どう書く」と検索する気持ち、私には分かります。職歴欄のその一行をどう埋めるかで、何度も手が止まったので。

転職メディアを開けば、空白期間の上手な書き方はいくらでも出てきます。でも読んでいて、どこか他人事に感じませんでしたか。きれいな模範解答ばかりで、無職だった本人の引け目までは書いてくれない。

先に正直に言っておきます。私は、履歴書を華麗に書き上げてきた人間ではありません。転職は7回以上、その間に働いていない期間もあって、書くたびに気が重くなる職歴でした。学歴は高卒、資格の欄は空白です。

だからこの記事は、攻略テクニックの記事ではありません。空白を嘘で埋めなかった本人が、どこに落としどころを見つけたか。その記録です。私の職歴の全体像は人生立て直しロードマップに全部さらしているので、前提を先に知りたい方はそちらからどうぞ。

まず白状します。私の履歴書には、ちゃんとブランクがありました

きれいに見せる気はないので、最初に正直なところから。

私の職歴は、営業、自分で立ち上げた会社、パチンコで生活していた時期、働いていない期間、漫画喫茶のバイト、ホテル、そして今の現場仕事。並べると我ながらひどい順番です。この中の「働いていない期間」が、いわゆる無職・ブランクにあたります。

履歴書にこれを書くとどうなるか。書類の上では、ただの「続かない人」「空いている人」です。志望動機の欄より、職歴欄をどう埋めるかのほうがよほど悩ましい。1行進むごとに気が重くなる、あの感じ。経験した人にしか分からないと思います。

ひとつ断っておくと、ここで私の職歴を並べているのは、あくまで経歴の事実としてです。どれかをすすめる気は一切ありません。特にパチンコで食べていた時期は、得たものより失ったもののほうがずっと大きかった。振り返るたびに、そう思います。

ここだけの本音

空白期間を「どう書くか」で悩む人は、たいてい真面目な人です。空いていることを後ろめたく感じている。でも、悩んでいる時点で、いいかげんな人ではないんですよね。責められるべきは性格ではなくて、追い込まれていた状況のほうだと思っています。

やりがちなNGと、私が選んだ書き方

ブランクの書き方 やりがちなNGと私の書き方 ブランク欄、やりがちなNGと私の書き方 × やりがちなNG ・空白を別の職歴で埋める ・在籍期間を長めに偽る ・無職をなかったことにする → 後でつじつまに追われる ○ 私が選んだ書き方 ・空白は空白のまま正直に ・期間は事実どおり書く ・盛らない/隠さない → 守る嘘がないからラク
きれいに見せるより「後で自分を縛らない」を優先した

空白期間の書き方で、やりがちなのはこの辺りだと思います。空いた期間を別の何かで埋める。短い在籍を長めに偽る。無職そのものを、なかったことにする。

気持ちはよく分かります。私も若い頃は、どう書けば見栄えするかばかり考えていました。

ただ、今の私はすすめません。理由は単純で、盛った経歴は、入った後もずっと自分を縛るからです。「2年いた」ことにして通れば、その2年を聞かれるたびにつじつまを合わせ続けないといけない。空白を別の仕事で埋めれば、ありもしない仕事の話を作り続けることになる。

このあたりは1本の記事にしてあります。嘘が次の嘘を呼んで、本業に使うはずの集中まで削っていく構造は、経歴を盛る人が、いつか苦しくなる理由に書きました。

だから私が選んだのは、空白を、空白のまま書く。期間は事実どおりに書く。それだけです。きれいではありません。でも、後で自分を縛るものが何も残らない。

「空白に何をしていたか」は、書ける範囲だけ正直に

とはいえ、ただ空白を空欄にして突き出すだけだと、相手も判断に困ります。そこで一般論としてよく言われるのは、空白の期間に「何をしていたか」を一言そえる書き方です。

ここで大事なのは、そえる一言も、盛らないことだと思っています。立派な自己研鑽をしていたことにする必要はありません。していないなら、していないので。

私の感覚で言うと、空白に書ける材料は、だいたいこの3つくらいの範囲に収まります。

空白期間にそえる一言の、私なりの整理

  • 事実だけ書く:別の仕事を探していた、家庭の事情があった、など。あった事実だけ
  • ないものは書かない:資格の勉強や立派な準備期間を、なかったのに足さない
  • 長々と言い訳しない:空白の説明が長いほど、かえって弱く見えると感じます

正直、私自身は資格の欄が空白の高卒で、空白期間に何か立派なことを積み上げたわけでもありません。だから「こう書けば評価が上がる」という魔法の一文は、私には書けない。書けるのは、事実を短く、正直に。それで通る場所を探すという方針だけです。

履歴書より、聞かれた時にどう答えるかのほうが大事だった

面接の席で、机に置いた書類をはさんで向かい合う手元の様子

ここまで履歴書の話をしてきましたが、正直に打ち明けると、私には「ちゃんとした転職活動」の経験がほとんどありません。エージェントに登録して、職務経歴書を磨いて、想定問答を作り込む。そういう主体的な活動を、私はしてこなかった。

最後に就いた今の現場仕事すら、親の紹介——いわゆるコネ入社です。その後ろめたさとどう折り合ったかはコネ入社は恥ずかしい?に、面接や職場で職歴をどう伝えたかは転職回数が多い50代、面接で職歴をどう伝えたにまとめました。転職回数の多さを職務経歴書にどう書いたかは転職回数が多い50代は不利かにまとめています。

だからこの記事に、空白を一発でひっくり返す裏ワザは出てきません。ただ、書類より「聞かれた時」のほうが大事だ、という実感だけははっきりあります。

職場で「前は何してたの?」と聞かれることは、入って10年たった今でも結構あります。前の仕事がしっかりしていない私には、あれが毎回ちょっと気まずい。でも、気まずいだけで済むんです。守る嘘がないから、その一瞬が過ぎれば、後に怯えることが何もない。

これが、もし履歴書で空白を埋めて盛っていたら、こうはいきません。気まずさのあとに、つじつま合わせと、バレる不安が延々と続いていたはずです。空白を正直に書いておくことの本当のメリットは、見栄えではなく、その後ずっと、頭をまるごと目の前の仕事に使えることでした。

ブランクがあっても入れた現場・工場という選択肢

「正直に書いて、本当に通るのか」。ここが一番不安なところだと思います。

これは私の実感ですが、現場仕事の世界には、過去の職歴の行数や空白期間より「これから続けてくれるか」を見てくれる場所があります。転職7回以上・無職期間ありの私が、今の現場仕事を10年あまり続けられているのが、何よりの証拠です。

一般論として、未経験から入りやすく、ブランクにも比較的寛容とされる入り口に、現場系や工場・製造の仕事があります。もちろん、どんな仕事でもいいわけではなく、体への負担や向き不向きは仕事ごとに違います。そこは慎重に選んだほうがいい。

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ブランクがあっても、未経験から入れる入り口を見ておくなら

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職歴がボロボロでも、空白期間があっても、仕事は見つかるのか。同じ問いに正面から答えた記事を職歴ボロボロでも仕事は見つかるかに書きました。あわせてどうぞ。

空白を「マイナス」だと思いすぎなくていい

最後に、書き方の話から少しだけ離れます。

空白期間があると、その一点だけで自分を全部ダメだと思い込みがちです。私もそうでした。でも、立て直してみて思うのは、見られていたのは過去の空白より、今日の仕事ぶりと「これからも続けてくれるか」のほうだったということです。

書類の空白は、確かに弱点かもしれません。でも、空白を正直に出した上で「これからは続けます」と示せる人を、ちゃんと見てくれる場所はあります。私が10年いられているのが、その実例です。

履歴書の一行に追い詰められている時は、その一行が人生の全部に見えます。でも、空白は履歴書の一部であって、あなたの全部ではない。空白を嘘で埋めるより、空白ごと出して通る場所を探すほうが、ずっと長く働けます。

まとめ:空白は、嘘で埋めず正直に書く

最後に、この記事を振り返ります。

この記事のまとめ

  • 私の履歴書にも、転職7回以上の間に無職のブランクがあった
  • NGは「別の職歴で埋める・期間を偽る・なかったことにする」。後で自分を縛る
  • 私が選んだのは、空白は空白のまま、期間は事実どおり、盛らず隠さず
  • そえる一言も正直に。ないものは足さない、長い言い訳もしない
  • 履歴書より「聞かれた時」が大事。守る嘘がないと、気まずいだけで済む
  • 現場・工場など、空白より「これから続けるか」を見てくれる入り口はある
  • 空白は履歴書の一部で、あなたの全部ではない

空白期間の書き方に、私が出せる魔法の一文はありません。出せるのは、空白を嘘で埋めなかった人間の実例だけです。それでも、深夜に同じ言葉で検索しているあなたの役に、少しでも立てばと思って書きました。

私の職歴や立て直しの経緯をもっと知りたい方は、プロフィールに全部書いています。

※本記事は私個人の体験・解釈の記録です。採用基準や履歴書の評価は企業により異なり、結果を保証するものではありません。

この記事を書いた人

駆(かける)51歳・現場仕事10年目

転職7回以上・現場仕事10年目の51歳。「転職のプロ」ではなく、職歴ボロボロを実際に生きてきた当事者として、過去の自分に向けて書いています。

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